歯科医院とタバコと精神疾患について取り上げています

あぁー歯医者に行きたくない。だって、こんなにタバコを吸っていたら、何を言われるかわからない。 でも、だからといってタバコをやめると精神的におかしくなりそうで。 そうはいっても、タバコをやめないといかんなぁと思います。お金ももったいないし、タバコに代わるものってないかなぁと思っている方いませんか。 私も、そんな１人で現在喫煙歴１年ですが、口内の調子が悪かったり、タバコを吸ったあと時々吐き気をもよおしたりするので、やはり体に悪くないんだなと実感しています。 少しタバコをやめてみても２時間～半日するとまた吸ってしまいます。こんなにタバコが中毒性のあるものとは思ってみませんでした。 そのおかげで、まだ人生で一度もやったことのないパチンコは、こんな私だからやったら絶対に抜け出せなくなると思いやらずに済んでいます。
タバコを吸うことで、喫煙所で普段は話さない人とコミュニケーションできたり、気分が落ち着いたりするメリットは確かにあると思うのですが、 吸わずにはられないという状況は好ましくないように思うようになりました。 日本マクドナルド、原田元会長は、何十年と吸ってきた大好きなタバコを禁煙して成功しているようです。 その裏側には、長距離を走る、体を鍛えるということがあるようです。

当サイトでは、「タバコと歯や口腔内の健康に対する害」と「心身医療と歯科医療」というテーマを取り上げていきます。 自分の目に見えないところで、実際にどのような害が起きているか知ることによって、私をはじめ多くの方のお役に立てればと思います。 そういえば、私の知り合いで長年のヘビースモーカーの方は、歯が黄色かったなぁ。

歯科医師が検診をするときには、単に虫歯の穴を見つけ出そうしているわけではありません。 いままでの歯科治療の痕跡、日常のご自身での管理のあり方、かみ合わせ、歯並び、開閉口の経路、そして歯肉や口腔の粘膜、舌の姿などを同時に観察しています。 喫煙者の歯肉に特徴的なのは、メラニン沈着による歯肉の黒変です。

【喫煙者の歯肉の特徴】
①メラニン沈着により黒い歯肉になる
②歯肉が線維質に富んでいる
③歯周組織の破壊の程度に比べて、発赤・しゅうちょう（ふくれあがる）などの炎症症状が見えにくい
④辺縁歯肉がロール状に肥厚することが多い
⑤前歯部および舌側の歯周ポケット形成が顕著
⑥プラークや歯石の沈着が少ないのに、歯周組織の破壊が進行している。

審美歯科や歯のホワイトニングなど、歯を白くしたいという欲求が高まっていますが、いくら歯を白くしても、歯肉が真っ黒では、魅力ある口元とはいえないのではないでしょうか。